WEB周りのサービスを丸っとお任せいただけるという都合上、新規事業のWEBサービスを立ち上げたいという相談を多くいただきます。
色々なWEBサービスの立ち上げを見てきて本当に思うのですが、失敗するWEBサービスは始まる時に大体予想できます。
かなり共通点があるなという印象です。
本日はWEBサービスを立ち上げる際の注意点についてお話ししたいと思います。
小さく始めること
これはとても大事なことですが、いきなり完璧なサービスを目指さないということは本当に大事です。
WEBサービスリリース時は、サービスを成り立たせるための最低限の機能で始めるということを意識しましょう。
新規事業っていうのは考えてる時が一番楽しいんですよね。
だからついつい「こんな機能あればいいんじゃね?!」「あれもやりたくね?!」みたいな感じで色々と機能を追加したくなっちゃいます。
ただこのパターンはかなりの確率で失敗します。
ユーザー目線が欠けていることが多いからです。
先に色んな機能を作ってからユーザーにダメ出しをくらうよりも、WEBサービスリリース後に「こんな機能があった方が便利!」というユーザーの声を実現していく方が確実ですよね。
でないとお金がもったいないです。
費用をかけて作ったのに無駄だったという機能を私はたくさん知っております。
そして世の中の流行っているWEBサービスって機能がシンプルな物がほとんどなんですよね。
TwitterやインスタグラムのようなSNSはその代表例です。
「誰に」「何を」提供することで対価をいただくサービスなのかを忘れることなく、できる限りシンプルで最低限の機能からテストをするようにしましょう。
泥臭くユーザーを集める覚悟を持つこと
せっかくWEBサービスをリリースしたのに、ほとんどユーザーが集まらずに撤退してしまうパターンのほとんどは綺麗にユーザーを集めることに固執してしまうことです。
例えばインフルエンサーマーケティングを活用するとか、インターネット広告を運用する、雑誌に掲載する、プレスリリースを掲載するなど、こういういった手法に固執してしまうということです。
これらの方法を否定しているわけではないです。
もちろん弊社からもこれらのWEBマーケティングの手法は提案させていただきますし、実際すべきです。
・・・予算の許す限りは!!!
極論、予算に制限が無いのであれば失敗する新規事業は無いはずです。
無限にテレビCMでも打って、機能改善にも費用を注ぎ込みつづければいつか黒字化できます。
ただし実際はWEBサービスを立ち上げる際に広報用の予算を潤沢に用意していることはあまり無いです。
なので絞りに絞った施策を打った際に一時的にユーザーが少し増えて終わりというパターンが非常に多いです。
運よくSNSでバズってくれればいいですが世の中そんなに甘くありません。
じゃあどうするかと言えば、泥臭く集めるのです。
この新規事業に携わるメンバーそれぞれが知り合いに紹介したり、それでも全然足りないと思うので「ビラ配りをしてでも集めてやる!」という泥臭さを持つことがとても大事です。
別にビラ配りをしろと言っているわけではなく一例です。
泥臭くユーザーを集めたり、クチコミを集めていくことで少しずつ軌道に乗っていくことが大事です。
WEBサービスを黒字化するための基本は月々の支出を最低限まで抑えて、なるべく早く損益分岐点を超えることだと思っています。
そして一定の需要を確認できた後に、資金を調達したり追加投資することで大きく勝負に出ましょう。
開発を急ぎすぎないこと
なるべく早くリリースするというのは大事ですが、企画の部分がまとまっていない状態でサービス開発に着手することはおすすめできません。
・・・というか着手してはいけません。
「誰に」「何を」提供することで対価をいただくのか、ユーザーのニーズはどんなものが考えられるか、ユーザーにとってどんな情報が必要かなど、サービス開発に着手する前に決めるべきことがたくさんあります。
WEBサービスの新規事業立ち上げ案件でクライアントとシステム開発会社がよく揉めていますが、大体は決めるべきことを曖昧な状態でサービス開発に着手しているために、システムの仕様変更が度重なっていることが原因です。
もちろん新規事業なので走っているうちに変えたいことややりたいことが出てくることもあるでしょう。
ただ世の中のシステム開発会社は言われたことをやるだけの会社がほとんどです。
そして実際に設計の内容から大きく逸脱してしまい何日も徹夜するという事態になってシステム開発会社が苦労しているという事案も多くあります。
せっかく新規事業を立ち上げるのですから、きっちり想像通りのWEBサービスを作ってもらうために企画段階で決めるべきことをしっかり決めきってから開発の依頼をしましょう。
以上です。
ウキウキワクワクの新規事業。
楽しく事業立ち上げができるように注意点をしっかり頭に入れておきましょう。
何か相談したいことがあればお気軽にお問い合わせください。
